そんな悩みを解決します。
✅この記事の信頼性
教育業界に携わって25年
現在も小学校受験専門塾で教壇に立つ現役講師
勉強ができるお子さんでも、正解がない問題が苦手な子はいます。
小学校受験は、ペーパーのように正解かどうかで点数がつくものばかりではありません。
正解のない問題が苦手な理由
2.すでに自分が知っている物しか思いつかない
3.間違っているといわれたらイヤだ
3つめの理由は思考法が原因ですが、
1&2つめの理由は創造力(想像力)です。
では、子どもの創造力&想像力を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか?
子どもの創造力がつくために親ができること
「創造」という作業は、ぱっと思いついて、ぱっと完成する類いものではありません。
長い時間をかけて、忍耐強く試行錯誤をくりかえした結果なのです。
ということは、親は子どもが安心して試行錯誤ができる環境をつくらなければなりませんね。
専用の場所をつくる
散らかしても汚してもいい、子ども専用の場所をつくりましょう。
子どもはその場所で、自由に自分の世界を広げることができます。
自由な時間をつくる
親が一切口出しをしない、自由な時間をつくりましょう。
ゲームや既成のおもちゃは使わないようにします。
材料を用意する
・絵を描く道具
・工作の材料
・古着や空き箱などの不用品
・積み木やレゴのようなもの
・壊れた製品(例:壊れたカメラ)
種類はたくさん用意し「なるべくいろんな材料を使ってね。」と声をかけましょう。
親は口出ししない
「こうしたほうがいいんじゃない?」
「それは無理なんじゃない?」
ネガティブな言葉は禁句!せっかくの創造性が委縮してしまいます。
いろいろ試した結果「あーやったほうが良かったな。」と子ども自身で気づいてほしいのです。
プログラミングを学ぶ
プログラミングは一度でうまくいくことはほとんどありません。
何度も試行錯誤を繰りかえし、やっと思い通りになります。
☑忍耐強さ
☑やり抜く力
☑論理的思考力
子どもの想像力がつくために親ができること
・ぼーっとしているとき
・お風呂に入ってのんびりしているとき
あなたはそんなときに良いアイデアが浮かんできたことありませんか?
悩みごとの解決策がひらめくの、私は入浴中がだんぜん多いです♪
必死に考え込んでいるときより、きっと脳が柔らかくなっているのかもしれません。
このパートでは、子どもの脳を柔らかくして想像力を育む方法をお伝えしたいと思います。
自由に遊ばせる
自分のペースでゆったり過ごせる時間が想像力のためには欠かせません。
忙しいのはダメってことですね。
子どものスケジュールが習い事や塾で埋め尽くされた状況では、内からわき出る想像の芽に気づく余裕はありません。
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おもちゃを与えすぎない
おもちゃは遊び方が決まったものが多いですよね。
子どもが想像力をかきたてられるのは、空き箱や空き缶のような、自分で工夫しないと楽しく使えない道具なのです。
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友達と遊ぶ
お友達とふたりだと、浮かぶアイデアが2倍に。
3人だと3倍に。
友達のアイデアに刺激をうけて、想像力が豊かになります。
本を読む
本の世界は、現実では経験できないことであふれています。
読み聞かせは、親子で想像の世界に入り込むことができる貴重な時間ですね。
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想像力を刺激するような会話をする
言葉の発達は子どもの想像力に影響するそうです。
会話をするとき、親は子の言葉を豊かにできる問いかけをするといいですね。
【例】
子:あの雲〇〇に見えるね。
親:(✖の返事)そうだね。
親:(〇の返事)ママ(パパ)には△△にも見えるなあ。
無駄こそが大事
なかなかうまくいかなくて試行錯誤を繰りかえすと、大人は時間を無駄にしたように感じてしまいます。
子どもがぼーっとしていると、意味のあることをさせなきゃと指示したくなります。
まずはそれをやめなきゃ、ですね。
大人にとって無駄と思える時間が、子どもの創造力&想像力にとってはかけがえのない時間なのです。
じっくり見守ってあげることが大切なのです。
大きく育てよ、子どもたち。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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