小学校受験

【小学校受験】なぜ模試の結果が悪いのか?現場の講師だけがその理由を知っている!【最悪と嘆く前に知っておきたい事実】

模試の結果が悪い。
なぜ?
家ではできるのに・・・



 

  この疑問を解決します。    

 

✔ この記事の信頼性

 小学校受験専門塾で25年間の指導実績
現在も教壇に立つ現役講師
模試の運営も行っており「模試の現場」を実際に知る人物

 

ではさっそくいきましょう。

 

模試の結果が悪いのは経験不足?

模試の結果に関する悩みには、次のようなものが多いようです。

✅家ではよくできるのに模試の点数がぱっとしない。
✅幼児教室の授業での出来と模試との落差が激しい。
✅模試のあと子どもは「できた」と言っていたのに点数が悪かった。    

 

それに対して「模試の経験が不足しているからでは?」といったアドバイスをよく聞きます。

 

確かにそれも間違いではないでしょう。
しかし模試の現場で子どもたちの様子を実際に知る私としては、他の理由が原因では?と言わざるを得ません。

 

私は幼児教室で実際に模試を運営しています。
模試では試験監督を行いますし、実際に評価表を記入する立場にあります。

 

実は・・・
答案・評価表・偏差値表には表れてこない原因があります。
それは私のように現場にいる人間しかわかりません。

 

原因を知りたいと思いませんか?

 

原因は主に7つあります。
ちょっとしたことです。

 

ひとつずつ解説していきます。

模試の結果が悪い理由

理由①:問題を最後まで聞かずに始める

「始めましょう、と言われてから始めましょう。やめましょう、と言われたら途中でもペンを置きましょう。」と模試前のお約束で言われているのに・・・

 

それが守れず、設問を聞き終わる前に始めてしまうお子さんは本当に多いです!

 

そうするとどうなるでしょう?

 

・印違い(△や✖の指示なのに○をかいたら得点できません。)
・色違い(色指示は最後に言われますよね。色違いは0点です。)
・「全部やりましょう。」と言われているのに、1問だけやって終わってしまう。(結果、残りは0点です。)
・「つける」「囲む」の指示ををちゃんと聞いていない。(指示通りの解答をしないと0点です。)

 

日本語は大事なことを最後に言う言語です。
途中で始めてしまうと大事な指示が聞けません。

 

そればかりではありません。
最後まで問題をちゃんと聞かないと困ることがまだあります。

(例:数の問題)
「その数だけ○をかきましょう」なのか「違いの数だけ○をかきましょう」なのか、設問の最後に指示があります。
フライングしてしまい最後の部分を聞いていないと正しく答えられません。

 

あなたのお子さんが指示違いで失点していることが多いなら、問題を最後まで聞き終わってから始めることを習慣づけできれば解決!

 

【小学校受験】ペーパーのケアレスミスはどうやって直す?具体的な対策法は?【現役受験塾講師が解説】

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理由②:厳しい親の前にいるときとは別人になる

子どもは親が喜ぶ姿を見たいという本能があります。

日ごろ親にいろいろ厳しく言われていたら、その言いつけをちゃんと守ろうとする素直さがあります。

 

しかし・・・

模試の会場には親はいません。

 

日ごろ親の言いつけを忠実に守っている健気なお子さんであればあるほど、親の目がない場所ではそのタガが外れやすい傾向にあります。

 

そうするとどうなるか?

 

★特に行動観察で顕著に表れます。★

 

必要以上にはしゃぎすぎたりして超ハイテンションになります。制御不能のレベルになることも。

「普段はきちんとして良い子なのに。ママがいるところではこの子なりにいろいろ我慢していたのかな・・・」と思える行動をします。

 

その結果、点数が低くなってしまうのです。

理由③:周囲が気になってしかたがない

集中力があるかどうか?

そう言ってしまえばそれまでなのですが・・・

 

試験会場でやたら周りが気になって仕方がないお子さんはけっこういます。

 

するとどうなるのか?

・隣の子が書く音やプリントをめくる音が気になり、その都度横を見てしまう。たまたま答えが見えたら、自分で考えずにその子と同じ答えを書いてしまう。ひどい場合は、自分で考えるのを放棄し、隣が答えを書くのをただただ待って写す。

・自分のことより周りの状況のほうが気になる。なので全く集中できず、考えることができない。

・体操の課題でよくあるケースだと、自分の順番がくる前に指示と違ったことをしている子を見ると、その子がしたことが正解と勝手に思い込み、自分も間違ったことをしてしまう。

 

周りが気になりすぎたり、周りに流されてしまうお子さんはけっこう多いです。

理由④:試験開始ぎりぎりに到着する

厳しいことを申せば、これは親の責任です。

 

本来なら余裕をもって試験会場に到着し、トイレを済ませ、水筒のお茶でも一口飲んで、心を落ち着かせる時間をもちたいです。

 

しかし実際には・・?
ぎりぎりに到着し、急き立てられながら上履きに履き替えさせられ、トイレにも行けず、席に着いた途端にお話の記憶の問題を聞くはめに・・・

 

そんな状況で良い点が取れるはずがありません。

 

子どもにはまったく責任はありません。
心当たりがある方、次回は15分前の到着を目指しましょう。

理由⑤:普段通っている教室のプリントと絵が違う

普段通っている幼児教室のペーパーはどんな絵が使われているでしょうか?

 

かわいい感じ?それとも写実的?
太くてはっきりした線の絵?それとも線の細い絵?

 

いつもと違うタイプの絵の場合、「何の絵だかよくわからなかった」という子どもからの感想を聞くことがあります。

 

問題集を購入するときは、普段通っている教室の絵と違った雰囲気のものを選ぶことをおすすめします。実際の入試はどんな感じの絵なのかは実際のところわからないので。

理由⑥:普段通っている教室と進度が違う

どの幼児教室でも年長の7月には入試に出題される可能性のあるすべての単元を終えていると思います。

しかしそれ以前の時期では、教室によって単元が終わっているところと未習のところが異なります。

 

お子さんが普段通っている幼児教室の進度と模試の出題が異なる場合、お子さんが未習の問題は得点できません。

結果をご覧になる際にはその点をお気をつけくださいね。

理由⑦:ペーパーの扱いが下手

家庭学習をするとき、ペーパーはお子さんがめくりますか?
親御さんがめくりますか?

 

模試ではすべてのペーパーをお子さんがめくらなければなりません。

普段親任せのお子さんはもたつくことが多くなります。

 

普段ペーパーの扱いに不慣れだとどうなるか?

・2枚いっぺんにめくってしまい、発問されたときに違うページを見ている。
・ページをめくれても折り目がぐちゃぐちゃで、それを直しているうちに発問が終わる。
・めくったページが折れてしまっていて、答えを記入するとぼこぼこして書きづらい。集中が切れる。

 

模試で先生はほとんど手を貸せない

普段自分の授業をとってくれている可愛い生徒であっても、模試は模試。

特別扱いはできません。

 

違うことをしていても「色が違うぞ~」「印が違うぞ~」と心の中で叫ぶしかできないのです(涙)

 

(例)
ペーパーで違う色のクーピーを取っていても教えられません。

ペーパーがめくれていないのに発問が始まっても、ちょっと手を貸すくらいです。

「全部やりましょう」なのに1問で止まっていても、「全部やるのよ」と教えることはできません。

 

点数や偏差値に一喜一憂する前に、何が原因で失点しているのかを見極める必要があります。教室の先生に聞いてみるのがよいかも。


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効果的に模試を利用しよう

 

点数や偏差値がばっちり出てしまうのが模試。

親としては、気にするなと言われても気になってしまいますよね。

 

ただこれだけは忘れずにいてほしいと思うことがあります。

それは

  1. 模試の一番の目的は、見知らぬ場所で見知らぬ先生による試験の練習である。
  2. 結果は参考程度に。入試はまだ先。これからみんな変動する。
  3. 結果が悪かった場合、子どもを責めない。結果を口外しない。

 

以上現場を知る立場から、事実を述べさせていただきました。

参考にしていただけたら幸いです。

 

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最後までお読みくださりありがとうございました。

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ゆきねえ

こんにちは、ゆきねえです。50代です。これまで人生で頭を悩ませたこと、試行錯誤したことなどを綴りたいと思いブログを開設しました。 教育産業に携わって約25年なので、その方面の話題が多くなると思います。 よろしくお願いします。

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