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【子育ての悩み】”愛情”と”過保護”の違いは?境界線はどこにある?

 

わが子に愛情をたっぷり注ぎたい。
でも過保護にはしたくない。

 

「愛情」と「過保護」の境界線はどこにあるの?  


ではさっそく始めましょう!  

 

✅この記事の信頼性

教育業界に携わって約25年

現在も小学校受験専門塾で教壇に立つ現役講師

毎年多くの生徒が志望校に合格
※2021年秋の入試で私の生徒の第一志望合格率は75%でした。過去最高を更新。

 

愛情と過保護の境界線は?

過保護にならないために。
自戒の意味も込めて、いろいろな角度から考えてみたいと思います。

SOSにこたえるのが「愛情」
先回りして困難を排除するのが「過保護」

わかりやすく例をあげてみます。

✅子どもが転ばないように、道に落ちている小石をあらかじめ拾うのが過保護な親

✅転ぶか転ばないかそっと見守る
  ⇩
 転んだときに手助けをしたり、子どもに歩き方を考えさせたり、正しい転び方を教えるのが愛情豊かな親

 

 

こんなイメージでどうでしょうか?

 

私は幼児教室の講師をしています。
生徒さんの親の中に、たまにコレに当てはまる方がいらっしゃいます。

 

このタイプの親の癖

●「トイレに行きたいんじゃないの?」と授業中のわが子をトイレに行かせる。
 →自分の意志でトイレに行く習慣がうすいため、親がいない模擬試験でおもらしをする。

●子どもの持ち物に忘れ物があると、わが子に「ごめんね」と謝る。

 

先を思うのが「愛情」
今だけを思うのが「過保護」

✅今、ものごとがスムーズに運ぶようにするのが過保護な親

✅今、スムーズにいかなかったり失敗してもいいから、子どもに自分の力で乗り越えさせようと見守るのが愛情豊かな親

 

性格的に待つのが苦手だと過保護になりがち!

とりあえず今だけの体裁を整えてしまいたくなるのです。

 

このタイプの親の癖

●「子どもに自信をもたせたい」が口癖
 →しかし、試行錯誤の末なにかを成し遂げたという成功体験が子どもにないため、いつまでたっても自信がつかない。

●子どもが行き詰っていると、バレないようさりげなく手を出して「できた」ことにする。
(例)
ペーパー問題でオーバーヒントを出してとりあえず正解させる。
大部分を親が描いたと思われる絵画を提出して「描けた」ことにする。
巧緻の課題中に親が手を添えて「一応できた」ことにする。

 

信頼につながるのが「愛情」
依存・反発につながるのが「過保護」

・親にやってもらうのが当たりまえ
・お膳立てしてもらうのが当たりまえ

 

そんな環境だと子どもは親への依存状態から抜けられません。

いつまでたっても成長できませんね。

大きくなるにしたがって親への反発へと変化するのが想像できます。

 

大人になってから思い出して心が温かくなるのが「愛情」
思い出せないのが「過保護」

あなたが子どものころの記憶を思い返してみてください。
親に言われたこと・やってもらったことで何を思い出しますか?

幼かった自分も親になりました。

今は亡き両親を思い出し、心が温かくなる記憶の中には私に対する両親の”愛情”を感じます。
一方で過保護にされた記憶はなぜか思い出せません。

 

あなたはいかがですか?

 

過保護と過干渉はどう違う?

ヘリコプターペアレントという言葉を聞いたことがありますか?

 

ヘリコプターペアレントとは?

自分の子どもの生活全般に過剰なまでに関わり続ける親のこと。
ヘリコプターが頭上をホバリングする様子から名づけられた。

わが子のために最善を尽くしていると思っているため、自分がヘリコプターペアレントだと気づいていないことが多い。

 

常にわが子の近くにいて周囲の状況を確認し続けて

 

いざ救助の手が必要な場面を発見したらすぐ急降下

困難になりそうな原因をいち早く取り除く!

 

 

ヘリコプターペアレントは過保護の典型ですね。

と同時に過干渉の側面もあります。

 

過干渉な親とは?

親自身の価値観で子どもの行動をすべて管理しようする。

日常の行動から交友関係、進学・就職先、結婚相手にいたるまで口を出し、わが子を自分の理想像へと導こうとする。

教育熱心な人が陥りやすい。
教育のつもりで行動しているため本人は気がつかないケースが多い。

 

自分も当てはまるのでは?とドキッとしました。

口も手も出しすぎって自覚があるので。。。

 

過干渉は過保護より悪影響が大きい!!

●親の価値観を子どもに押しつけ行動を管理するため、子どもは閉塞感を感じながら生きていかねばならない。

●親の行動は自分への愛情からのものではなく、親の自己愛からくると気づいてしまうと、親の愛情を感じられなくなったり親を信じられなくなったりする。

●「どうせ親に反対される」と挑戦をあきらめ、成功する機会を奪われ、徐々に自己肯定感が低下する可能性がある。

●過干渉を受けている子は一般的に自立が遅く子どもっぽい。

 

”子どもの評価=親自身の評価”という認識なのでしょうね。

 

過干渉な親の口癖

●「おりこうね」「いい子ね」

(本当の意味・・ママ(パパ)の指示通りにちゃんとできたね!)

●「こうしたほうがいいよ」

(本当の意味・・こうでないとママ(パパ)はうれしくないよ!)

●「先生におこられるよ」

(本当の意味・・ママ(パパ)に恥をかかせないでよね!)

 

過干渉とネグレクト(放任)はどう違う?

過干渉とネグレク(放任)はいっけん真逆の印象ですが
かなり似かよっていると私は思っています。

 

なぜなら?

 

どちらも親の欲望に忠実な子育てだから。

 

私の心 > 子どもの心

”過干渉”も”ネグレクト”もわが子の気持ちには無頓着。
自分の気持ちのほうに重きがあるのです。

 

★もちろん両者には違いがあります。

 

私がプチネグレクトだと思うケースを挙げさせてください。
(小学校受験を考えているご家庭でもたまにいるのです。)

●爪が伸びすぎ
●髪が不潔
●顔が汚れている
●服のサイズがあっていない
●ヨレヨレの靴下をはいている
●きつい上履きをずっと履いている
●上履きが汚い
●前回のプリントや工作物がカバンに入ったまま
●クレヨンの紙がむけていない・クーピーを削っていない
●おてがみを読んでいないため事務的なことを期日中に行えない

 

まとめ

この記事を書きながら、子育てしていたころの自分を思い返していました。

白状します。
今、私の心の中にたくさんの反省と後悔が・・・。

 

お受験家庭のみなさまへ

「〇〇ちゃんはお勉強をがんばっているから」と勉強以外の面で過保護になりがちです。
くれぐれもお気をつけくださいませ♪

 

今回は以上です。

ありがとうございました。

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ゆきねえ

こんにちは、ゆきねえです。50代です。これまで人生で頭を悩ませたこと、試行錯誤したことなどを綴りたいと思いブログを開設しました。 教育産業に携わって約25年なので、その方面の話題が多くなると思います。 よろしくお願いします。

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