今の子どもたちは将来、AIと共存していかねばなりません。
しかし恐れることなかれ。
AIが「得意なこと」と「不得意なこと」を知り、「AIが不得意なこと」ができる人材になればよいのです。
子育て世代は必見!
ではさっそくいきましょう。
AIが得意なこと&不得意なことは?
細かいことを書きだすときりがないので、今回はざっくりと。
● AIが得意なこと=数式に置き換えられるようなこと。例えば論理、確率、統計を用いる分野
● AIが不得意なこと=数式には置き換えられないこと。例えば文章の意味を理解したり、コミュニケーション力を必要とすること
詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
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【要約】AI vs.教科書が読めない子どもたち【AI時代を生き抜くために必要な能力とは?】
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AI時代に必須な能力=「読解力」と「コミュニケーション力」
AIが不得意なことが「読解」&「コミュニケーション」であるなら、それを鍛える必要があります。
わが子の読解力・コミュニケーション力を高めるために、親は何をしてやれるでしょうか?
『AIに負けない子どもを育てる』(新井紀子著)に大切なことが書かれていたのでご紹介したいと思います。
読解力を育てるため幼児期に親ができる7つのことは?
はじめにお断りしておきますが、新井氏によると7つの方法は科学的に検証されてはいないそうです。
※【理由】人を対象とする研究となると、たとえば乳児を親から隔離したりしないと、真の科学的結果を出せないから。
ただ、東大受験をしたロボット「東ロボくん」のプロジェクトリーダーだった新井氏の考察は説得力があり、私にはとても参考になりました。
では7つを順番にご紹介していきます。
身近な大人同士の長い会話を聞く機会を増やす
特に多様な年代の大人同士の会話を聞く機会があるとよいとのこと。
意味がわからないときもあったけれど、楽しかった禁断の記憶(笑)
身近な大人が絵本を開き、繰り返し読み聞かせをしてあげる
幼児にとっては繰り返しが楽しいのです。
親としては、いろいろな種類の本に触れさせたいでしょうが。
信頼できる大人に、自分は守られているという実感を持たせる
親子だから、特別なことはしなくても子どもはわかってくれてるんじゃない?
大人はそう思いがち。
ときどきは言葉や態度で表してあげるのがよいのかもしれません。
社会に関心を持つようになったら、ごっこ遊びができる環境を作る
ごっこ遊びじゃなくてもよいそうです。
☑広告や駅名を読んでやる
☑貨幣で何かを買わせる(電子マネーは✖)
☑簡単な調理を一緒にする
お買い物ごっこ、お店屋さんごっこ、おままごと・・・
小学校受験の考査でもおなじみです。
忙しい毎日ですがガンバル!
身近にある小さな自然に接する時間をとる
子どもが十分に満足するまで、じっくり観察したり感じたりする時間をとってあげるのが大切とのこと。
どんなことが効果的なのか、新井氏が具体例を挙げてくれました。
● 水は高いところから低いところへ流れ、その時に水がものを押し流す力があること
● 夕方最初に大きく光る星があること
● 月が満ち欠けすること
● 秋になると紅葉し落葉する木と、そうでない木があること
● 花をつける植物は種ができたり実をつけたりすること
● 鳥が巣をかけてその中に卵を産み、ヒナを育てること
時間をとるのは大人にとって大変だけれど、効果大。
子どもが自分の関心に集中できる時間を十分に確保する
「いつまでやってるの!」
「いい加減にやめなさい!」
つい言っちゃいそう。
でも明日からは禁句にしましょう。
同世代の子どもたちと十分に接する機会を確保する
少し年上の子どもたちがいるとbetter
彼らがすることをまねたり、憧れたりするのがよいようです。
そのおねえさんが行った中学を受験しました!
まとめ
いかがでしたか?
科学的に立証されてはいないと新井氏は述べていらっしゃいますが、子育てに取り入れたいことはありましたか?
新井氏が日々の研究、複数の自治体からのヒアリング、教室での子どもたちの観察などを通して導き出した7つの方法をご紹介しました。
こちらの本を参考にしました。
「大人が読解力を身につける方法」や「読解力レベル判定テスト」も載っています。
※判定テストを私もやりました。結果は・・少しだけショックかな・・
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最後までお読みくださりありがとうございました。
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