痛いのはいやだけれど
痛みを知覚することは人間が生きていくうえで欠かせないようだ。
想像してみよう。
もし痛みを感じなかったらどうなるだろう?
たとえば、虫歯になっているのに気がつかず、放っておいた結果歯を失うかもしれない。
内臓の痛みを感じなかったら重大な病気を見過ごしてしまうかもしれない。
子どものころ「願い事が一つ叶うとしたら何をお願いする?」と尋ねられた私は「一生痛いのがなくなりますように。」と答えたことを思い出した。 叶わなくてよかった(笑)
侵害受容とは何?
侵害受容とは、組織の損傷を感知する痛みのこと。
大半が皮膚と内臓に分布していて、切り傷、挫傷、骨折、挫滅創(ざめつそう)、熱傷など、組織が傷つくものがすべて含まれる。
うずくような痛み、鋭い痛み、ズキズキする痛み、鈍い痛みなど感じ方もさまざま。
痛いのはいやだけれど、肉体が発するSOSに感謝して手遅れにならないよう賢明に対処すべきですね。
身体の侵害受容
痛みを感じると思わず「いた~い」と声が出る。
体にも変化が起こる。
血圧が上昇したり発汗したり。
脈拍が早まったり瞳孔に変化がおきたり。
動物は痛みを感じるのだろうか?
人間と同様うめき声や叫び声をあげるようだ。
血圧など体の変化もおこるらしい。
鳥や虫はどうなのだろう?知りたくなった。
心の侵害受容
肉体の痛みに対する反応や変化があるなら、心の痛みに対してもあるのだろうか?
人間の脳は、どうやら身体的痛みと精神的痛みは区別しないらしい。
つまり心が傷ついたときも、体が傷ついたときと同様に体は反応するのだ。
心が傷ついても血圧や瞳孔、発汗や脈拍などの変化があらわれるのだ。
まとめ
「痛みは我慢すべきもの」
幼いころよりそんな価値観で育ってきた。
出産するとき無痛分娩を選んだら非難されたり。
でももうやめます。
痛みは命のSOS
適切なときに適切な対応ができないと本当に命が危険にさらされてしまう。
体の痛みは血が出たりしてわかりやすい。
心の痛みはわかりにくいから難しい。
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最近考えたあんなこと、こんなことを綴ってみました。
最後までお読みくださりありがとうございました。