小学校受験

【小学校受験】共学向き?女子校・男子校向き?【3つの判断基準をプロが解説】

 

うちの子って共学向き?
それとも女子校(男子校)向き?

そんな迷いを解決します!

 

この記事の信頼性

教育業界に携わって25年。
現在も小学校受験専門塾で現役講師をしている私がお話しします。

 

本記事の内容

  • 共学向き?女子校・男子校向き?3つの判断基準
  • 共学校のメリット・デメリット
  • 女子校・男子校のメリット・デメリット

それではいきましょう!

共学向き?女子校・男子校向き?3つの判断基準

中学校受験だったら、「共学に行きたい」 とか「 女子校(男子校)に行きたい」とか本人の希望があるでしょうが、
小学校受験では親御さんが決めなきゃいけませんね。


夫婦で意見が分かれるケースがすごく多いみたいです。
(娘には絶対女子校!って決めているパパとか・・・)


どのように決めたらよいのか、3点に絞ってお話したいと思います。

 

普段の生活から考える

Q.お子さんは普段、同性のお友達と遊びますか?それとも男女関係なく遊びますか?

 

A. いつも同性のお友達と遊ぶのなら、女子校・男子校向き
性別は関係なくお友達がいるのなら、共学校向き

家庭環境から考える

Q. きょうだいはどなたがいますか?

 

A. 男の子で考えてみます。(女の子の場合、男女を変換してください。)
お姉さんや妹がいるなら共学校向き。
一人っ子or男の兄弟だけなら男子校向き

 

性格から考える

Q. のんびり、おっとりした性格ですか?

 

A. あくまでも一般論ですが、のんびりおっとりタイプは女子校・男子校向き。
比較的おとなっぽいタイプは共学校向き。

 

 

共学校のメリット・デメリット

共学校で育つメリット


・異性へのかかわり方が自然と身につき、社会性が育ちます。
・同年代の異性の友人がたくさんできます。
・男女それぞれの良さが引き出される傾向が強いです。
・性別を超えた、人間同士の絆が生まれます。

 

共学校のデメリット


・恋愛関係になると勉強に集中するのが難しくなることがあります。
・男女の役割分担が固定化される傾向にあります。たとえば「リーダーは男子、お世話係は女子」などです。

 

女子校・男子校のメリット・デメリット

女子校・男子校のメリット


・異性の目を気にせず勉強やスポーツに打ち込めます。
・男女の役割分担がなく全てを自分たちで行うことによって、共学校ではできないような経験ができます。

 

女子校・男子校のデメリット


・同年代の異性の友達ができにくくなります。
・同年代の同性の中で育つので、多様な価値観に触れる機会が少なくなります。
・将来、異性とのコミュニケーションが苦手になりやすい傾向があります。共学に比べ奥手の子が多いようです。

 

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まとめ

 

共学校も、男子校・女子校も、それぞれに良い面がありますね。

 

子どもはどんな環境にも馴染みやすい

これまで多くの子どもたちを小学校に送り出してきた経験からいえるのは「子どもは自分が進学した学校の環境にとても馴染みやすい。」ということです。


親が思うより子どもは柔軟性があるんですね。

 

受験の結果、第一志望ではない学校に進学しても、その学校の色にすぐ染まります。



いかにも共学校向きだと思っていたお子さんが女子校に進んだり、女子校向きだと思っていたお子さんが共学校に進学しても、元気に生活します。

昔に戻って入学してみたい学校かどうか?

その学校がどのくらい好きですか?心から信頼できますか?

 

大切な我が子をお任せする学校です。
ウン十年前に戻れたら自分もその学校に入学したいですか?

 

そのように考えてみると、志望校選びの目安になるかもしれません。

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最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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ゆきねえ

こんにちは、ゆきねえです。50代です。これまで人生で頭を悩ませたこと、試行錯誤したことなどを綴りたいと思いブログを開設しました。 教育産業に携わって約25年なので、その方面の話題が多くなると思います。 よろしくお願いします。

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