この疑問を解決します。
✔ この記事の信頼性
小学校受験専門塾で25年間の指導経験がある現役講師。
毎年多くの生徒を志望校に送り出してきた実績あり。
本記事の内容
- 効率よく志望校対策ができる
- 家庭ではどうしても無理な対策がある
- 両親向けの指導がある
では順番に解説していきます。
小学校受験で合格するために塾通いは必要か?
書店には小学校受験に関する本や問題集が並んでいます。
・入試情報をまとめた本
・合格マニュアル
・面接対策の本
・問題集(学校別、分野別、過去問集など)
・願書の書き方の本
いろいろありますね。
似たり寄ったりで・・・選ぶのに迷いますね。
YESと言いたいところですが、それはどこの小学校をターゲットにするかによります。
倍率が高い人気校に合格するには、塾ナシではほぼ不可能です。
小学校受験は、偏差値で合否がはっきりする中学受験・高校受験などとは異なる、特殊な受験なのです。
小学校受験で合格するために塾が必要な理由
効率よく志望校対策ができる
小学校受験は志望校によって対策が異なります。
中学・高校受験だと、まずは偏差値を上げることが対策になりますが、小学校はそうではありません。
志望校合格に、最短で直結する対策をする必要があるのです。
そのノウハウは、書店で買う本には充分に書かれてはいません。
合格にはプロの力が必要です。
家庭ではどうしても無理な対策がある
ペーパー対策だけなら家庭でもある程度は可能でしょう。
しかし、入試の内容には、家庭ではどうしても対策することが無理なものがいくつもあります。
1つずつ解説していきます。
行動観察
10名前後の子どもに共通の課題を与え、その対応を観察してコミュニケーション力、問題解決力をはかる課題です。
近年、多くの小学校で最も重視されている入試内容です。
家庭ではまったく不可能です。
面接対策
家族や知っている人とはペラペラと会話できても、初めて会う大人と同じように話せますか?
人見知りをしないことは大前提です。
そのうえで、どんな質問にも「~です。」「~ます。」ときちんと答えられますか?
ご家庭内でママやパパが相手では練習が難しいです。
模擬試験
本番の入試はママやパパとは離れて挑みます。
一度模試を受けた経験くらいでは不十分です。
想像してみてください。
5~6歳児のわが子が、周りに知らない人ばかりがいる環境の中、入試に挑むのです。
その環境がある程度習慣になっていないと、実力を発揮するのが難しいとは思いませんか?
「親とは離れた環境で、課題に挑む環境づくり」
家庭や仲良しのお友達がいる幼稚園では不可能です。
両親向けの指導がある
・両親面接対策
・願書の書き方
・長期休暇の過ごし方
・合格した先輩パパママの講演会
・私立小学校の先生をお招きしての講演会 などなど
保護者向けのカリキュラムが受けられるのが幼児教室です。
家庭学習を行うにあたって、その効果的な指導方法やポイントも学べます。
書店で購入するような本には書かれてはいません。
わが子の性格や、それぞれの分野の習熟度を理解している先生の意見は決して無視はできないものです。
無駄なく、最短で合格に到達するため、幼児教室に通うのはマストなのです。
まとめ
志望校にもよりますが、小学校受験で合格するには幼児教室通いは避けては通れません。
お金はかなりかかります。
何にお金を使うか?
立ち止まって考えてみる機会にもなるかもしれません。
最後までお読みくださりありがとうございました。