どうやって対策したらいいの?
・ステップ1(易しい)
・ステップ2(少し難しい)
・ステップ3(難しい) に分けてお答えします。
ではさっそく始めましょう!
✅この記事の信頼性
教育業界に携わって約25年
現在も小学校受験専門塾で教壇に立つ現役講師
毎年多くの生徒が志望校に合格
※2021年秋の入試で私の生徒の第一志望合格率は75%でした。過去最高を更新。
子どもの面接対策:ステップ1(易しい質問)
まずは名前・生年月日・家族構成・幼稚園の名前・幼稚園の先生の名前など
「自分の基本情報」を正しく言えるようにしましょう。
※生年月日は平成〇年から言えるのが望ましいです。
⇩
好きな(&嫌いな)食べ物・好きな本・好きな遊び・好きな動物・好きなテレビ番組・宝物は何かなど
「好きなもの」を聞かれたらさっと答えられるようにしましょう。
※好きな食べ物を聞かれると「いちご」「ぶどう」など果物を答えるお子さんが多いです。
面接では母親が作る料理名を言えるようにしておきましょう。
⇩
・どんなとき褒められるか(&叱られるか)
・どんなお手伝いをしているか
・お父さん・お母さんの好きなところ
「家庭の様子やしつけ」に関する質問にも答えられるようにしておきたいです。
※どんなとき褒められるか?で「お勉強が良くできたとき」と答えるお子さんが実に多いのです・・・
ぜひとも違う答えを言えるように要練習!
子どもの面接対策:ステップ2(少し難しい質問)
ステップ1がだいたいクリアできたら次のステップへ!
ステップ2では「問題解決能力」が問われる質問への対応です。
このタイプの質問の特徴は「正解は1つではない」こと。
自分自身の考えを言語化する力が求められます。
質問例
・お母さんとお買い物をしているときに迷子になってしまいました。あなたはどうしますか?
・お友達が大切にしているオモチャを壊してしまいました。どうしますか?
あなたのを壊されたらどうしますか?
・幼稚園に着いたとき忘れ物に気がつきました。そんなときどうしますか?
・公園で遊んでいたら知らない人がお菓子をくれると言いました。どうしますか?
・線路に帽子が落ちてしまいました。どうしたらいいと思いますか?
・一人でお留守番をしていたら地震です。まず何をしますか?
どれも困ってしまいますね~。
でも黙ったままはダメ!
まずは頭に浮かんだ解決策をどんどん言葉にしてみることから始めましょう。
「言えた!」という自信が上達のために一番大事なことですから。
子どもの面接対策:ステップ3(難しい質問)
ステップ3はちょっと意地悪。
わざと困らせるような質問です。
例えば・・・
具体例
Q 兄弟げんかはしますか?
A しません。
Q本当に一度もけんかしたことない?
A ありません。
Q 嫌なことをされても君はぜったい怒らないの?
先生だったら黙っていられないけど。
A ・・・・・
こんなふうにどんどんプレッシャーをかけてくる流れです。
始めに嘘を答えてしまうと自分の首が閉まっていく・・某小学校がよくやります(笑)
子どもが面接本番で答えられなかった場合
万が一答えにつまっても落ち込む必要はありません。
まだ5~6歳のお子さんです。
学校側も完璧な答えだけを求めているわけではありません。
受け答えの内容以上に学校側が重視するポイントがあります。
何だと思いますか?
重要なポイント
✅あいさつができるか
✅大きな声ではきはき話せるか
✅姿勢が良いか
✅相手の目を見て話せるか
✅敬語(~です、~ます)が使えるか
✅わからないときは正直に「わかりません」と言えるか
ふだんの生活習慣が大事なんですね。
最後に。
面接は練習量が出来に比例します。
どんな質問にもビックリしないように、面接例集を使うなどして練習してみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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