2022年本屋大賞ノミネート!
西加奈子さんの『夜が明ける』を読みました。
重く苦しい内容でした。
この記事を読んでほしい方
●「貧困」問題に関心がある方
●「虐待」問題に関心がある方
●「過重労働」の現状に関心がある方
● 「ハラスメント」に関心がある方
● 「格差」の問題に関心がある方
現代社会が抱える問題がてんこ盛り!!
読んでいて苦しくなる。
けれどページをめくる手が止まらないのです。
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『夜が明ける』のあらすじ
15歳の時、高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。 普通の家庭で育った「俺」と、母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できることなんて何一つないのに、互いにかけがえのない存在になっていった。
大学卒業後、「俺」はテレビ制作会社に就職し、アキは劇団に所属する。しかし、焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、少しずつ、俺たちの心と身体は壊れていった……。
思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描きながら、 人間の哀しさや弱さ、そして生きていくことの奇跡を描く、感動作!
『夜が明ける』前編
俺とアキは高校の同級生。
前編は「ふたりの出会い~社会に出るまで」の物語です。
映画好きだった俺は、アキがフィンランドの俳優”アキ・マケライネン”に似ていることに気づきます。
アキにそう伝えると、彼はアキ・マケライネンの出演作品「男たちの朝」を繰り返し見て、言動をそっくりまねるようになります。
”アキ・マケライネン”になりきっている間だけは、アキの吃音は治ります。
ふたりは友情を深めていきます。
俺は野望を持ってテレビ関係の仕事に就きます。
アキは劇団に入り、下積みののち、ついに役をもらいます。
将来への希望を感じさせる展開です。
『夜が明ける』後編
後編は、その後数年が経過した時期の物語です。
ふたりとも、社会に潰され、希望を失い、疲れ切っています。
読んでいて苦しく、哀しく、絶望感でいっぱいになる展開です。
※未読の方のためネタバレに注意します。
主に描かれているのは?
●貧困
●虐待
●過重労働
● ハラスメント
● リストカット
題名が『夜が明ける』なんだから、きっと2人の夜も明けるはず。。。。
そう願いながら読み続けました。
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果たして夜は明けるのでしょうか?
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