大ベストセラ―『夢をかなえるゾウ1』(水野敬也著)を読みました。
どんな内容か?
①ガネーシャという神様が降臨し、主人公(平凡なサラリーマン)に毎日1つの課題を出します。
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②課題はどれも誰にだってできる簡単なものばかり。
最初はちょっと懐疑的だった主人公ですが、夢を叶え、成功する秘訣だと次第に気づいていきます。
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③物語の最後、彼は成功できるのでしょうか?
※ガネーシャとは、実際にインドのヒンドゥー教の神の名前だそうです。
この物語に登場するガネーシャは
✅ゾウの姿をしているが、いろんな人に変身もできる
✅バリバリの関西弁
✅神様なのにフツーの人のように煙草がやめられない
物語の設定だけでも楽しそうな予感?
この記事を読んでほしい方
● 自分の人生、このままではイヤだと思っている方
● 自分を変えたいけれど、変われない方
● 自分にピッタリの自己啓発本にまだ出会えていない方
● マジメな自己啓発本はお腹いっぱいの方
● 笑いを求めている方
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『夢をかなえるゾウ1』神様ガネーシャの課題とは?
神様から毎日1つ課題をもらうと聞くと
それが全然違うんです❕
実にシンプルで、だれもが必ずできることばかり。
たとえば
1日めの課題:「靴をみがく」
え?そんなことでいいの?
簡単すぎて拍子抜けしてしまいそうです。
2日めの課題:「コンビニでお釣りを募金する」
チャリーンと小銭を入れて、
ハイ!秒で終了!
私も物語の主人公といっしょで、はじめは信じられませんでした。
しかし読み進めていくと・・・・
「よし!私もやってみよう!」
気持ちに変化がおきました。
その理由を次でお話しましょう。
『夢をかなえるゾウ1』ガネーシャの名言
なぜこんな小さなことが成功につながるのか?
ガネーシャの説明を聞くと「なるほど」と納得してしまうんです。
いくつか例を挙げてみますね。
6日めの課題:トイレ掃除をする
毎日1つ与えられる課題。
6日めの課題は「トイレ掃除をする」です。
そう。関係大なんです。
ガネーシャはこう言っています。
トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するちゅうことや。
そんなもん誰かてやりたないやろ。けどな、人がやりたがらんことをやるからこそ、一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや。
分かるか?好きなことをしろなんて自分ら言われてきたんかもしらんけどーーまあ好きなことするのも大事やけどな、それと同じくらい大事なんは、人がやりたがらんことでも率先してやることや。
仕事できる奴らは全員そのこと知っとるで
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
ガネーシャの話は本田宗一郎氏にまで及びます。
あとな、普通トイレって部屋の隅に置くもんやん?
でも宗ちゃんはな、ホンダの宗ちゃんはトイレをあえて工場の真ん中に作ったんや。隅に置いといたら汚れてもほったらかしになる。真ん中置いて、みんなできれいにしてこうってな。
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
ふしぎな説得力で、私は説得させられちゃいました。
あなたはどうでしたか?
7日めの課題:まっすぐ帰宅する
1日24時間
だれにも平等に与えられています。
どう使うかはその人次第。
あなたが成功したいのなら、
夢をかなえたいなら、
時間を無駄にはしてはダメなんですね。
主人公は考えます。
「自由な時間は自分が成功するために使う一番貴重な時間」
確か、ガネーシャはそんなことを言っていたな。
ぼくは、この自由な時間を有効に使う方法を考えてみることにした。
ノートとペンを取りだして、思いつくままに文字を走らせてみる。
僕はこれからどうしていきたいのだろうか。そもそも、どうして変わりたいと思ったのだろうか。
(中略)
仕事で毎日を忙しくしている僕たちにとって、何もしない時間を持つ、というのはそれだけで意味のあることかもしれない。
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
ちなみにこの課題はスティーブン・キングが習慣にしていたものだそうです。
8日めの課題:その日頑張れた自分をほめる
自分で自分をほめるのだから、この課題に他人は登場しません。
シャイな人もこれなら出来そう!
自分が頑張れてるの確認するんはめっちゃ大事なことなんやで。それ、なんでか分かる?
(中略)
「成長したい頑張ることは楽しい」て自分に教えていくためやねん。頑張らなあかん、頑張って成長せなあかんてどれだけ思ってもなかなか頑張れんのが人間やろ
(中略)
自分らは、心の底ではやりたない思てることや、嫌いなことを無理やりやろうとするやろ。努力せないかん、我慢して頑張らなあかんいうて、努力することそのものを目的にして頑張ろうとするやろ。そんなもん続くわけないで。なんちゅうても、本音はやりたないんやから。
(中略)
これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れたこと思い出して「ようやったわ」てホメや。絶対一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメるんや。一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長したりすることが「楽しい」ことなんや、て自分に教えたるんや
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
この課題は手塚治虫氏が習慣にしていたものだそうです。
10日めの課題:決めたことを続けるための環境を作る
反省します!
私はこれまで帰宅後ソファーに座り、テレビのリモコンを手にしていました。
ガネーシャの言葉がズキズキと刺さります・・・
ま、テレビもちゃんと意識して観たら勉強になる部分あるんやけど、受身になりがちやからな。見るのって結局「楽」やしなあ。
あ、これ覚えときや。楽なもんで体にええもんほとんどないで。
筋肉も、筋肉痛になってはじめて成長するやろ。脳みそもいっしょやで。楽なことばっかしてたらどんどんふやけていって使い物にならんようになるで
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
ふやけた脳みそイヤだ~~!!
ガネーシャは言います。
テレビのコンセント抜いたら、テレビ見たなっても、一度立ち止まるやろ。そしたら今までよりテレビ見いひんようになる可能性は、ほんの少しだけやけど、高くなるやろ。
もっと言えば、テレビ捨ててしもたら見られへんようになるわな。だって無いんやもん。見ようがないやん。
いや、ワシはテレビ捨てなあかん言うてるわけやないで。
テレビを見るとか見いひんとか、そんな細かい話をしとるんやない。
ええか?ワシが言いたいのはな、自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんということや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで
覚えとき、それが、「変わる」ってことやねんで
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
この課題はエイブラハム・リンカーンが習慣にしていたそうです。
15日めの課題:運が良いと口に出して言う
たとえば、はじめて山登りをする二人がおったとするわ。その二人がいざ山登りをしようとすると、たまたま雨が降ってきた。二人は雨具を持って来てへんかった。
一人はこう思った。「天気予報では晴れだっていってたのに・・・今日にかぎって雨が降るなんて俺は運が悪いなあ。」
もう一人はこう思った。「そうか、山の天気は変わりやすいから今日みたいに雨が降ることもあるんだな。今度からは雨具を準備しておこう」。
ええか?今、ワシがしてる話は、いつ何が起きるか分からないからちゃんと準備しておきましょうなんてレベルの話をしてるんやないで。
もっともっと深い話や。
雨が降ったことに対して「運が悪い」て思ったやつは、世界を支配しとる法則と、自分の考えている世界とのズレを、そのまま放ったらかしにしたことになるんやで。この場合の法則は「山の天気は変わりやすい」やろ。でもその男の考える世界は「天気予報どおりにしておけば問題ない」やからな。せやから、また必ず同じような失敗をすることになるんや。
逆に、「今度からはじゅんびしておこう」と考えたもう片方のやつは、世界を支配してる法則を学んで、自分の考え方をその法則に合わせたんや。せやからこれからはもっと確実に山を登ることができるやろ。
この違いが分かるか?
これはもう決定的な違いなんやで
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
自分によくないことが起きたとき「運がいい」と言葉にするくらいでいいってことなんですね。
この課題はトーマス・エジソンが習慣にしていたそうです。
18日めの課題:身近にいる一番大事な人を喜ばせる
コレ、私は身に染みました。
みなさんはどうですか?
人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや、たとえば・・・・親や
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
今は亡きお父さん、お母さん、ごめんなさい。。。
この課題はコカ・コーラのCEOが習慣にしていたそうです。
最後の課題:毎日、感謝する
私にいちばん刺さったのは実はコレです。
みなさんはどうですか?
自分も一度は言われたことあるやろ。子どものころ、親から、先生から、感謝しなさい、感謝しなさいて教えられたやろ。
そのたんびに、反発したと思うんや。なんで感謝なんかせなあかんのや。みんな自分の欲に従うて、自分のために生きとる。わざわざ感謝する必要なんてあるうか。そう思たやろ。
それは悪いことやない。自然なことや。ワシ、前に言うたやろ。人は自分勝手や。エゴイストとして生まれるんや、せやから、そういう教えに反発するのも自然なことなんやで。
でも、自分が本当に満たされたい、豊かになりたい、欲しいものを手に入れたい、ずっとずっとそうしていきたい思たら、変わらなあかん。
ええか?自分のなかに足りないと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思てた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。
だってそやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分らんけど、ちゃうで。
むしろ逆やで。
お金は他人がお前にくれるもんやろ。
名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。
全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
身の回りにあるモノ、ともだちや、恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。
当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いものなんや。
朝起きた時でも、寝る前でも、いつでもええ。
親にでも、ともだちにでも、動物や植物にでも、モノにでもええ。
世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。
足りてない自分の心を「ありがとう」て言葉で満たすんや。
ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんやで。
(出典:夢をかなえるゾウ1(水野敬也著))
主人公は思います。
ガネーシャと出会ったばかりのときにこの話をされていたら、耳を貸せなかっただろう。
胡散臭い説教だと思ってしまっただろう、と。
でも毎日1つの課題をクリアした結果、人間的に成長した主人公は、ガネーシャのいう「感謝」の意味を自然に理解できました。
どうでしょう?今の自分を少ちょっぴり変えてみたくなりましたか?
あなたもガネーシャが毎日1つ与えてくれる課題をしてみませんか?
小栗旬・古田新太でドラマ化される
視聴率8.1%とまずまずだったそうです
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今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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