貴志祐介さんの『新世界より』
だって「初めてのパリ旅行。行きの飛行機で読み始め、パリに着いたあとも、エッフェル塔に行くより小説の続きを読みたくて・・・」と言っているんです!
当場面は8分58秒~です
こんなにおススメされちゃ、ぜったい読みたくなっちゃいますね♪
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『新世界より』のあらすじ
1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。
自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。
禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。
(ウィキペディアより)
以下、私がおもしろいと思ったポイントを3つにご紹介したいと思います。
※ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
1000年後の日本が描かれている
1000年後の日本を想像してみてください。どんな世の中になっていると思いますか?
便利で豊かな世の中を想像した方が多いと思います。
ところが、
『新世界より』に描かれた1000年後の日本は、まるで大昔に戻ってしまったかのような世界でした。
移動手段はナント舟!
(車や飛行機は存在しません。)
人も物も、移動手段は街に張り巡らされた水路を利用した舟だけ。
さらに驚いたのは
インターネットがない!!
手紙を「伝書バト」で送ったり、
「のろし」をあげて遠方に合図を送るのです。
あと、作中の日本列島の人口はたったの5~6万人。
どうして文明が退化して、人も減ってしまったのでしょうか?
興味がわきますね。
人間は呪力を持っている
1000年後の人間はみな「呪力」をもっています。
全員が超能力者って感じでしょうか。
呪力がまだ使えない子どもは学校で倫理を徹底的に教え込まれ、力を使えるようになると上の学校に移るのです。
倫理をわかっていても、自分たちの命が危機にさらされると、戦いに呪力を使ってしまう人間の本能が作中のあちこちで描かれています。
人間の記憶が管理されている
『新世界より』で描かれている1000年後の日本は、徹底的な管理社会。
人々は洗脳され、子ども達の記憶は管理されています。
都合が悪い記憶は大人たちの手により封印され、強制的になかったことにされるのです。
こわっ
注意ポイント
全体的にグロテスクな場面がわりとあるので、そういうのが好きじゃない方にはおススメしません・・・。
ただ、残酷な箇所はとばして読んでもストーリーは追えます。
(ちなみにエロい場面もところどころに出てきます。)
突然ですがおしらせです 。
『新世界より』はアニメ化されています。
興味をもたれた方、ぜひ実際に読んでみませんか?
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