読書が好きです。
心が震える言葉に出会うと、それを記憶にとどめておきたい・・・
今回は村上春樹氏の『沈黙』です。
『沈黙』村上春樹の名言①
忘れたいものは絶対に忘れられないんです
(出典:沈黙(村上春樹著))
忘れられないものがどんどん増えて押しつぶされそうになるけれど、踏ん張って生きている・・・
私だけじゃないんだって少し安心できた言葉です。
『沈黙』村上春樹の名言②
僕は意味もなく他人を嫌ったりする人間ではないと自分では思っていますが、それでもやはりそういう相手っているんです。
理屈じゃありません。
そして問題は、大抵の場合、相手の方もおなじような感情をこちらに対して持っているっていうことなんです。
(出典:沈黙(村上春樹著))
以心伝心のよくないケース・・・
何人の顔が浮かびますか?
『沈黙』村上春樹の名言③
人は勝つこともあるし、負けることもあります。
でもその深みを理解できていれば、人はたとえ負けたとしても、傷つきはしません。
人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。
人はいつか必ず負けます。
大事なのはその深みを理解することなのです。
(出典:沈黙(村上春樹著))
アベレージ2勝8敗ってところかな・・・
『沈黙』村上春樹の名言④
あの半年に味わったことに比べれば、それからあとに僕が経験した苦境なんて、苦境のうちにも入らないようなものでした。
あれに比べればと思うと、僕はたいていの苦しいこと辛いことは頑張ってしのぐことができました。
そしてまわりの人々が受けている傷や苦痛のようなものに対しても、人並み以上に敏感になりました。
(出典:沈黙(村上春樹著))
泣きたいくらいにタフな私がここにいる・・・
『沈黙』村上春樹の名言⑤
一言で孤独と言ってもそこにはいろんな種類の孤独があります。
神経を切り裂く辛く悲しい孤独もあります。でもそうじゃない孤独もあります。
そういうものを得るためには自分の肉を削らなくてはなりません。
でも努力をすれば、それだけのものは返ってきます。
(出典:沈黙(村上春樹著))
人生は修行の連続ですね・・・
『沈黙』はコチラに収録されています
最後までお読みくださりありがとうございました。