ベストセラー『Think clearly』を読みました。
著者ロルフ・ドベリ氏が本書の「はじめに」で我々に問いかけます。
この世に生を受けたからには、できるなら幸せな人生を送りたい。
そのためには、どう生きればいいのだろう?よい人生の条件とはなんだろう?運やお金はどれぐらい大事なのだろう?
そもそも、よい人生かどうかはどうやって決めるのか?考え方の問題?心がまえ?それとも、人生の目標を達成できたかどうか?積極的に幸せを求めるべきなのか?そうではなくて、まずはやっかいごとを避ければいいのか?
(出典:Think clearly (ロルフ・ドベリ著))
答えが知りたくて読みすすめた結果、
私が感銘を受けたものを厳選してお伝えしたいと思います。
(独断です。でも共感してくださる方がいるとうれしいな~)
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具体例①:飛行機のたとえ
ドベリ氏から読者への質問です。
あなたはいま、飛行機に乗っています。飛行中、期待が予定されたルート上を飛んでいるのは、飛行時間全体のどのくらいの割合だと思いますか?
90パーセント?80パーセント?半分くらいかな・・?
正解はなんと「ゼロパーセント」なのだそうです。
ちょっと驚きませんでしたか?
私はびっくりしました。
ドベリ氏によると、飛行機というものは、予定位置と現在位置とのずれを感知し、修正を繰り返しながら飛んでいるとのこと。
飛行機は乱気流、あらゆる種類の横風、予定外の急激な天候の変化と闘いながら飛行する。
人生も同じ。
予定ルートを外さず、物事がうまく運ぶことなどほとんどない。
それなのに私たちは晴天の空を飛ぶパイロットのようにふるまってはいないだろうか?
具体例②:結婚生活のたとえ
ドベリ氏によるたとえをもう1つご紹介します。
もしあなたが、誰が見てもお似合いカップルの非の打ちどころのない結婚生活が破綻したと耳にすることがあっても、さほど驚く必要はない。明らかに「はじめの条件設定」を重視しすぎた失敗例だからだ。
誰かと五分間でもパートナーになってみた経験のある人なら、わかるだろう。常に微調整や修正をくり返さなければ、パートナー関係はうまくいくものではない。どんな関係にも、メンテナンスは必要なのだ。
(出典:Think clearly (ロルフ・ドベリ著))
はげしく納得!
相手への思いやりともいえますね。これを怠ると関係がこじれがちに・・・(経験談)
よい人生とは、修正をくり返したあとに初めて手に入れられるもの。
ものごとが計画通りに運ぶことなどないのだから、何かを修正したり見直したりすることに抵抗を感じてはいけない。
うまくいく人=軌道修正が早い人
ドベリ氏は、「人格形成でも修正力は欠かせない」と述べます。
生まれの良さ・模範的な家庭環境・一流の教育よりも必要なのは、自分の欠点を克服したり、自分に足りないところを補い続けた修正力とのこと。
うまくいくのを待つのではなく、早いうちに軌道修正するほうが得るものが大きいのだそうです。
行動することが大事。
うまくいかなかったら修正していこう。
大事な決断はたくさんの選択肢を検討する
秘書問題とは?
あなたは「秘書問題」をご存じですか?
(私は知りませんでした・・・!)
【秘書問題】
あなたは秘書を雇いたいと思っています。
100名の応募者の中から1名を採用する予定です。
一人ずつ面接を終えるごとに、あなたはその応募者を採用するか不採用にするかを決めなければなりません。
翌日まで考えたり、全員の面接が終わるまで先延ばしにはできません。
あなたはどんなふうに「採用・不採用」を決めますか?
私はまったく答えられず・・・
これは数学者のあいだで有名な問題らしいです。
驚くことに答えはたった一通りだけとのこと!
秘書問題の解答
まず「最初の37人」は、面接はしても全員不採用にして、ひとまずその37人の中もっとも優秀な人のレベルを把握する。そしてその後も面接を続け、それまでの37人のうちもっとも優秀だった人のレベルを上回った最初の応募者を採用する。
その理由は私には難しすぎてよくわかりませんでした。
しかし、これが最強の方法とのこと。
どうして秘書問題が人生と関係あるの?
ところで秘書問題と私たちの人生には、どんな関係があるのでしょう?
この疑問にドベリ氏はわかりやすく答えてくれます。
秘書問題は、重要なことを決めるときに「どのくらいいろいろなことを試してみてから、最終決定をすべきか」のめやすを示してくれている。
たいていの人は、採用する応募者を決める自分のタイミングが「早すぎる」のに気づくはず。それでは最適な選択ができる確率は低くなってしまう。
なるほど。
確かに自分が面接官だったら、いちばん始めにいいと思った人にするかも。
それではダメってことですね。
・人生のパートナー
・住む場所
・自分のキャリアの決断などなど
大事な決断は、どんな選択肢があるのか全体像をつかんでからするのがよい。
私たちの決断が早すぎる理由は?
一言でいえば、らくをしたいってことかな?
多くの選択肢を試すには、時間&労力がかかるし。
せっかちな私よ、さようなら。
お金のことでイライラしない
ドベリ氏によると、お金にまつわるイライラは、よりよい人生を遠ざけてしまうとのこと。
失ったお金はストレスになる
質問です。
あなたは次のうちどれにイラつきますか?
①あなたは車を運転しています。すごく急いでいるというのに警官にスピード違反でつかまってしまいました。確かに速度はオーバーしており、違反切符を切られました。
②あなたは貧しい国を旅行中です。財布を出そうとしましたが見つかりません。どうやら落としたようです。しばらくして財布自体は見つかりましたが、中身の現金は抜きとられていました。
③今日はフランス旅行の最終日。ホテルのチェックアウトで渡された請求書の額が高すぎます。抗議しましたが自分のフランス語が通じませんでした。フランス語が下手な外国人だから割り増しされたのかと疑いたくなりましたが、しかたなく支払いました。
特に③がイヤかな。
お金を失っても心が乱れない方法とは?
お金を損すると、私はしばらく気分が悪くなってしまいます。
よりよい人生にはマイナスです。
しかしドベリ氏によれば、イライラしないよう心をコントロールする方法があるのです。
心の錯覚を利用したトリック、心理学では「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼ばれています。
先ほどの①~③のケースをつかって具体的な方法をお話ししましょう。
☑違反切符のケース
人は自分の懐からお金を支払わなければならないときに、どれほど抵抗感を抱くかは、お金の出所によって違います。
【例】同じお金でも「道端で拾った1万円札」なら「働いて稼いだ1万円」より気楽に無造作に使えます。
こうした錯覚を利用するのです。
解決方法
自分の銀行口座の一つを「寄付用口座」として、一定の金額を入れておく。不意の出費はそこから支払う。交通違反の罰金も対象だ。
☑貧しい国での財布紛失のケース
貧しい国を旅行中、お金を盗まれたのは不幸な出来事です。
でもそこで、おそらくあなたより苦しい生活を送っているその国の人たちに寄付したのだ、と考えてみたら?
どう解釈するか、コントロールできたら心が穏やかになれそうだと思いませんか?
解決方法
お金を盗まれたという事実は変わらない。しかしその事実を前向きに解釈できれば、よい人生に近づける。
☑ホテルでの高額請求のケース
私たちが旅行に出かけたとき記憶に残るのは、その旅の「ピーク」と「終わり」だけで、残りはほぼ忘れ去られるとのこと。
(アメリカの心理学者・ノーベル経済学賞受賞のダニエル・カーネマン氏による「ピーク・エンドの法則」)
ほとんど忘れちゃうって?
せっかくの旅行なのに、なんだかさびしいなあ。
でもこれが事実なら、旅の終わりを支払いのゴタゴタで終わらせたくないですね。
解決方法
ホテルの支払いは料金を前払いするのがベター。旅の終わりを請求書で台無しにされずにすむ。
支払いを先にすませてあとから消費を行う「プレコミットメント手法」といって、心理学の手法の一つである。
待ち時間が長いとき、渋滞のとき、解釈を変えられるといいな。
ストレスで自分の時間を無駄にしないためにも。
SNSの評価から離れる
あなたは他人の評価を気にする人間?
質問です。
「実は誰よりも頭がいいのに、人から誰よりも頭が悪いと思われる」のと「実は誰よりも頭が悪いのに、人から誰よりも頭がいいと思われる」のとでは、あなたはどちらがいいですか?
ん?
人から頭がいいと思われるほうがいいかな?
でも実は頭が悪いんじゃ、自分が大変になっちゃうかな?
ではこちらはどうでしょうか?
「世界一すばらしい恋人なのに、他人からはひどい恋人と思われているほうがいいか?」それとも「実はひどい恋人なのに、他人からば世界一の恋人だと思われるほうがいいいか?」
これは前者かな。
自分的にはそのほうが幸せだし。
この質問の意図することとは?
「自分の内側にある自分自身の基準が大事か、それとも周りの人の基準が大事か」です。
親の価値基準が”世間からどう思われるか”を優先すれば、子どもは健全には育ちません。
他人の評価を気にするのはやめよう
SNSは生活をとても便利にしてくれました。
しかし一方で、いいねやフォロワーの数が気になってしまいますよね。
気にするなと言われても・・・
でも・・・
SNSにのめり込んでしまうと承認欲求の塊になってしまいます。
他人からの評価は気にしすぎないようにしたほうが、よりよい人生に近づくようです。
外部の攻撃から自分を守る
ドベリ氏は言います。
★自身の尊厳を守るため、強い信念をもつことが重要
どういうことなのか詳しくみていきましょう。
「尊厳の輪」への攻撃が私たちの自尊心を傷つける
まずは敵の正体をよく知ろう!
というわけで、本書からわかりやすい部分を抜粋します。
私たちの意志や、主義や、価値観は、日々攻撃を受けている。
つまり、私たちの「尊厳の輪」への攻撃である。これらの攻撃は拷問ほどわかりやすくはなく、ほとんど気づかれないほどひっそりと行われている。広告や社会的圧力、ありとあらゆるところからの押しつけがましいアドバイス。間接的なプロパガンダ、時代の風潮、マスコミの煽り、法律など。
連日、何十本もの矢が「尊厳の輪」に向けて放たれている。どれもが鋭く有毒な矢だ。致命傷を与えるほどの毒性が強いわけではないが、一本一本があなたの自尊心を傷つけ、感情の免疫システムを弱めるのに十分な鋭さを持っている。
(出典:Think clearly (ロルフ・ドベリ著))
なぜ攻撃されてしまうのか?
社会から遮断された場所でひっそりと生きていけば自分を守れるのでしょうが・・・
世の中はなぜこれほどストレスフルなのでしょう?
これにもドベリ氏は答えてくれます。
どうして社会はあなたに向けて矢を放つのだろう?なぜなら、社会とあなたとでは「利害」が違うからだ。
社会において重要なのは団結であり、社会を構成するひとりひとりの個人的な利益ではない。個人が際立つ必要はなく、誰かが勝手に周囲とは違う主義でも表明しようものなら、すぐに社会に対する危険分子と認識される。社会が干渉しないのは、周りに合わせて従順にふるまう人間に対してだけだ。あなた自身の考えを社会の放つ矢から守るために、あなたの尊厳の輪は強化しておく必要がある。
(出典:Think clearly (ロルフ・ドベリ著))
自由と統制の問題ですね。
言葉による攻撃がえげつない
人間がもっとも不快に感じるのは、肉体への攻撃ではなく、言葉による攻撃だと、ドベリ氏は断言します。
確かに。
私にも覚えがあります。
同時に、無意識に自分もやってしまったことはなかったのか?
肉体の傷は時間が癒してくれますが、言葉による傷は時間がたつほどに深くなるような気がします。
参考
対抗策を一つ!
ミーティングなどで悪意ある言葉であなたを攻撃する人がいたら、その人に、その発言をもう一度繰り返してもらうのがよいそうです。
(効果てきめんでしょうね。)
不要な心配ごとを避ける
心配やを感じる度合いはどのくらいが適当だろうか?
ドベリ氏から質問です。
あなたは神様です。これから新しい動物をつくろうとしています。
どのくらい危険に強い動物にしますか?危険を未然に察知する能力は?今後予想される危険に対してはどうしますか?
いきなり質問されてもすぐには答えられませんよね。
そこでドベリ氏からのヒントです。
☑危険度センサーが低いと、その動物はがけから転落したり、天敵に食べられたりして、創造後すぐ絶滅するかも?
☑危険度センサーを高くしすぎると、臆病になりすぎて動けなくなり、餓死するかも?
むずかしい・・・
中くらいがいいかのかな?
10段階の5とか?
なぜ人はいつも心配ごとを抱えているのか?
動物と同じく、人間も進化の過程で臆病さを強めてきたとドベリ氏は言います。
常に不安を感じ、対処してこれた結果、人類は絶滅せずに生き延びたのです。
現代では、昔のように命を脅かす危険は減りました。
しかし昔からのDNAで、常に人間はなにかしらの「不安」を感じるようにできているそうです。
衝撃の事実
人はいつも頭の中に心配ごとや問題を抱えている。
しかしそれらは実際には危険でも何でもないのだ。
人は何かにつけて心配するのをやめられないから心配ごとを抱えているだけで、それらの90%は実は不要なのだ。
え?え~?
眠れない夜に頭の中に浮かんで悩んだ、あんなこと、こんなことは、考える価値がなかったなんて・・・・
ポイント
恒常的な不安感はストレスとなり、病気の原因になったり寿命に影響を与えてしまう。
心配ごとを書き出す、仕事に集中する、瞑想を取り入れる、
不安を抑制する方法を見つけることが、よりよい人生には大切だ。
リスクを避ける
ドベリ氏は言います。
人生で起こる困難は、解決するより避けるのが賢明である。
アインシュタインも「頭のいい人は問題を解決するが、賢明な人はそれをあらかじめ避けるものだ。」と言っているそうです。
さらに具体的に考えてみましょう。
未然に防いでいる様子は外からは見えない
問題です。
賢明なのはA? それともB?
A.経営破綻しかけた企業の事業再生をしたマネージャー
B.企業再生が必要な状況になる前に建て直せたマネージャー
答えはB
Aももちろんすごいのです。メディアに取り上げられるのもAです。
Bの業績は世間に知られることはほとんどありません。
知っているのは本人と、配下のチームメンバーくらいです。
われわれはメディアなどで目にする業績を過大評価しすぎる傾向にある。
だが真のヒーローは、腕のいいドクターや、優れた教師や、合理的な立法者、百戦錬磨の外交官・・・といった、大きな問題を未然に防いだ人たちのほうなのだ。
人生でも同じことだとドベリ氏は言います。
成功の数より、失敗を未然に防いだ数を増やすことによって、よりよい人生が待っています。
予防できることはいろいろありそうです。
自分の言葉で話す
自分の無知を認めよう
我々は自分が物事をよく理解していると思っているようですが、ドベリ氏によるとそうではないようです。
私は反論したくなりましたが、次のように問われ降参しました。
☑トイレの仕組み
☑電池の仕組み
☑ファスナーの仕組み
そのいずれか、何も知らない人に対して仕組みを説明できますか?
私は降参
こんな簡単なこともきちんと理解できていないとしたら、もっと大規模で重要な問題についてはもっと理解できていないのかも?
あなたは次の事柄をシンプルに説明できますか?
●長期的にみて社会に利益をもたらす移民の数はどのくらいか?
●遺伝子治療は許可されるべきか?
●個人が武器を所有すれば社会はもっと安全になるのだろうか?
自分の言葉で答えよう
私たちは意見を述べるときに、自分が見聞きした意見をまねたり、他人の表現を使ったりしてしまいがちです。
ドベリ氏は言います。
「あなたがテレビのトークショーにゲストとして招かれ、一緒に招かれたほかのゲストが全員、あなたと反対の立場をとった時のことを考えなさい。
それ、恐ろしすぎる・・・
自分の意見を述べるときは、自分の頭で考え、自分の言葉で話すようにすべきとのこと。
自分は理解できていないことがたくさんあると気づけば気づくほど、世界をよく理解できるようになるのだから。
心の引き算をする
心理学でいう「心の引き算」ってご存じですか?
私は知りませんでした。
この思考法はよりよい人生にとって効果的なんだそうです。
心の引き算を体験!
質問です。
あなたは、あなたの人生全般にどのくらい幸せを感じますか?
0(ひどく不幸)から10(うっとりするほど幸せ)までで何点ですか?
それができたらまた質問です。
あなたは右手を失ってしまいました。片腕になって、生活には支障が出ます。食事はどうしますか?PCのキーボードを打つときは?自転車をこぐときは?誰かを抱きしめたいときは?
それなのに今度は左手まで失ってしまいました。あなたにはもう手はありません。何かをつかんだり、触ったりはできないのです。どう感じるでしょう?
これらの状況を想像すると、あなたは人生にどのくらい幸せを感じますか?
0(ひどく不幸)から10(うっとりするほど幸せ)までで何点ですか?
先ほどより幸福度の点は上昇したのではないでしょうか。
自分が手にしている幸せには気づかない
そのままで十分幸せなのに、人はなぜ気づかないのでしょう。
自分の幸せを自覚することが、よりよい人生への一歩ですね。
ピアノを弾いているのにその音が聞こえない状態はどんなだろう?とか。
人生で手にしている幸せに気付かずにいるのは、音を聞かずにピアノを弾いているものなのです。
心の引き算
それはけっしてネガティブな考え方ではないのです。
相手の立場になってみる
シンドラー社という、エレベーターやエスカレーターの会社がありますよね。
シンドラー社に入社した社員はみんな、秘書だろうと幹部だろうと例外なく、製品の備え付け業務を行うそうです。
ブルーの作業着を着て、エレベーターやエスカレーター設置の現場で補助作業を行うことによって、社で扱う製品の仕組みについてだけではなく、建築現場で働くとはどういうことなのかを学ぶとのこと。
誰かの立場に身を置き、その人の状況を体験すれば、相手に対する理解は深まる。
人生のパートナー、大事な顧客など、役割を交換して考えてみると、効率よく、迅速に、相互理解が可能になる。
心の充実>物質的な成功
成功の定義とは何だろう?
ドベリ氏は言います。
内なる成功こそが真の成功だと。
内なる成功=心の充実や平静さ
・資産の額
・社会的な評価
それらは物質的な成功です。
よりよい人生にとって必要なものは「内なる成功」
いいかえると、心の充実や平静さだとドベリ氏は言います。
「外の世界」に意識を傾けすぎず、「自分の内側」に意識を集中させるです。
自分の内側はコントロールできても、外の世界に対して自分でコントロールをするのはほぼ不可能。それなのに外に重きを置いていると、失った時のダメージは大きくなってしまいます。
自分の内面を平静にできるのは、私以外にはいないのです。
まとめ
以上、Think clearlyの中から独断で11選をご紹介しました。
本書には全部で52の思考法が紹介されています。
リンクを貼っておきますので気になる方はのぞいてみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。