それがわかれば是非参考にしたいですよね。
今回は模試に関して、合格者の行動を深掘りします。
合格者をを真似するのは成功への近道です。
✔ この記事の信頼性
小学校受験専門塾で約25年間の指導実績
現在も教壇に立つ現役講師
毎年多くの生徒が志望校に合格
本記事の内容
- やりっ放しにする
- 苦手意識をつけてしまう
- 感情的になる
- 失点の原因を把握
- 過去の教材で振り返り学習
- 最低1~2週間同様の学習を継続
- 再び模試の問題に挑戦
模試の結果が悪かったときにやってはいけない3つのことは?
模試の結果が届きました。
ドキドキしながら開けたら・・・・・
ショックが大きいと、子どもがそばにいるのも忘れ、ため息のひとつもついてしまいます。
つい叱ってしまい、子どもに泣かれでもしたら親子で最悪の気分に。
白状すると私も自分の子どものときにはそれに近かった・・・です。
模試の結果が悪かったときにやってはいけない3つのこととは?
NG①:やりっ放しにする
「イヤな物は見たくない!」
そのまま放置したくなりますね。
しかしそれでは、せっかく時間とお金を使って受けた模試が無駄になってしまいます。
これが入試じゃなくてよかった!と前向きな気持ちにしていけるといいですね。
②まだ不十分の分野を知り今後の課題にする。
↓ ↓
①②ができれば模試を受験した効果アリ♪
NG②:苦手意識をつけてしまう
【例その1】
先日授業中に生徒さんのひとりが「わたし、図形が苦手なんだ。」と言いました。
「○○ちゃん、図形苦手じゃないよ!これも、これも、よくできてるよ!」と私はすぐに返しましたけれど・・・。
確かにこのお子さんは図形の問題になるとイヤだな~というオーラを出します。
そんなメンタルでは出来るものも出来なくなってしまいます。
おうちでパパやママと勉強するとき、そう言われているのかなと思ってしまいます。
【例その2】
授業後に保護者の方とお話し中「うちの子、図形がダメなので・・・」とおっしゃる方がいます。
そばでお子さんが聞いているのに。
好意的にとらえれば図形をもっと頑張ってほしい、という親からの喝とも受け取れますが、子どもの前でネガティブな話は控えるべきと私は思います。
「ママが先生にそう言っているんだから私は図形が苦手なんだ。」と子どもの心に暗示がかかり、本当に図形が出来なくなってしまいます。
2つの例から言えることは
悪い模試の結果を見てお子さんにダメ出しをすると、さらに悪化する原因になりかねないのです。
親はぐっと我慢。
面談時などお子さんがいないところで、家庭学習の指導方法を先生に相談なさるようおススメします。
NG③:感情的になる
一番やってはいけないこと。
でも同時に、一番難しいかも?
不満な顔をしたり、小言を言ったり叱ったり。
何の解決にもならないとわかっていてもやってしまいがちです。(実際に教室の玄関でガミガミやっているのをホントたまに見ます。)
合格者の親が模試のあとやっていた4つのことは?
4つの流れでお話しします。
失点の原因を把握する
原因の多くは次の4つだと思います。
①ケアレスミス
(例)
数の問題での数え忘れ
印のつけ忘れ
図形の判別間違い など
②聞き取りのミス
(例)
全部やる指示だったのに1つだけしかやっていない。
色指示、印の指示を聞いていない。
線を引く指示なのに○をつけている。
要らないものを聞かれているのに要るものをこたえている。 など
③時間が足りない
プリントの下のほうが白紙なのでわかりやすいです。
④理解していない
注意ポイント
ペーパー以外の巧緻性や運動の課題でも同様です。
過去の教材で振り返り学習をする
親の事務作業がちょっと大変です。
親の作業
・過去の授業でやったペーパーから同じ単元のものを探してコピー
・単元別問題集を購入
準備出来たら、基本のやさしいものから振り返り学習です。
1~2週間継続する
同じ単元を毎日継続学習しましょう。
※一度にやりすぎは注意!一日1~2枚で十分です。毎日続けることに重点を置きましょう。
苦手だったものを克服し得意になれば、お勉強が楽しくなりますね♪
模試に再挑戦する
模試の問題をもう一度やってみましょう。
今度はできたかな?
まとめ
志望校合格にむけて、模試を賢く利用したいですね。
満足いかない結果だったとしても、模試はあくまでも通過点に過ぎません。
目標は「入試本番でベストな状態になること」です。
もう一度まとめておきます。
模試の結果が悪かったときにやってはいけないことは?
①やりっ放しにする。
②苦手意識をつけてしまう。
③感情的になる。
合格者の親が模試のあとやっていたことは?
①失点の原因を把握する。
↓
②過去の教材で振り返り学習をする。
↓
③1~2週間継続する。
↓
④模試に再挑戦する。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。